医師 宮沢あゆみのコラム「自分と向き合おう!」
子宮筋腫は治療しなくても生命には関わらない疾患だけに、手術をするか否かの選択を迫られた時に、どうしたらいいかわからなくなってしまう人が非常に多い。
セカンドオピニオンを求めて病院を何件も回っても、最終的には自分で決めるという姿勢がなければ、ドクターショッピングに終わってしまうだろう。
手術を受けて筋腫ときっぱりサヨナラするのか、薬でなだめながら付き合っていくのか、手術するならば開腹手術か、腹腔鏡手術か、子宮や卵巣を残すのか残さないのか。
医師に助言は求めても、決めるのは自分自身である。
悔いのない選択をするためにも、自分自身のライフプランをきちんと頭に描いて、人生としっかり向き合い、自分で決断する姿勢が大切である。