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医師「宮沢あゆみ」による病気の話。「How to 婦人科検診」

医師 宮沢あゆみのコラム「How to 婦人科検診」

1.女性たちの検診事情
女性は30代からがん年齢に突入するといわれている。
男性が男性特有のがん、例えば前立腺がんにかかりやすくなるのは老齢期に入ってからだが、女性が女性特有のがん、すなわち子宮がん、卵巣がん、乳がんにかかるリスクが高まるのは、成熟期から更年期にかけてである。つまり、女性は男性よりも早くがん年齢が訪れるのだ。

最近は、30歳を目前にした27歳~29歳の女性が、「もうすぐ30歳なので、そろそろ婦人科検診を受けた方がいいかと思って・・・」と言って検診を受けに来られることが多い。

結婚が決まったので、将来、無事に子供が産めるか、この際、きちんと体のチェックしておきたい」と言ってブライダルチェックを希望される方が多いのも、この年代の特徴である。

最も強力な検診の後押しとなるのは、職場の同僚や友人などが婦人科系の病気になった、あるいは検診でがんが発見された等の情報や体験談が耳に入ることである。

身近な人が病気になると、とたんに他人事ではなくなり、「婦人科は敷居が高いけれど、そろそろ私も検診を受けた方がいいかな」と不安になって足を運ぶケースが多い。

最近は有名人が自分のがんを公表することが多くなり、こうした情報を耳にすると、一気に検診熱がヒートアップする。願わくば、それが一過性のブームではなく、毎年の地道な検診につながることを祈りたい。

 
2.「婦人科検診」と「ブライダルチェック」
婦人科検診は、婦人科系のがんである「子宮がん」「卵巣がん」「乳がん」検診から成り立っている。

婦人科検診に加えて、「女性ホルモン検査」や「性感染症検査」などが含まれた検診を、ブライダルチェックと呼び、結婚を控えた女性や、既婚者で妊娠を希望する女性に必要なチェック項目が追加されている。

20代でも性交渉が活発な女性は、子宮頸がんにかかるリスクが高いので、年に1回は子宮がん検診を受けた方がいいだろう。子宮体がんや乳がんも、最近は若年者に増えてきているので、30才になったら年に1回は受診しておくと安心だ。

卵巣は「沈黙の臓器」と呼ばれ、悪化するまで症状が出ないため早期発見が非常に難しい。子宮がん検診を受ける時には、卵巣も必ず一緒にチェックしてもらうといいだろう。

女性ホルモン検査は、文字通り血液中の女性ホルモン分泌を調べて、排卵の有無や、将来の妊娠に問題がないかをチェックするものである。

性感染症は、若年者の間でクラミジアや淋病の流行が社会問題となっている。症状が現れない無症候感染者も多く、特に女性の場合は、感染を知らずに放置していると卵管が詰まって不妊の原因となるので、妊娠を希望するならチェックしておいた方が安心だ。

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