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医師「宮沢あゆみ」による病気の話。「ストレスの原因を突き止めよう」

医師 宮沢あゆみのコラム「ストレスの原因を突き止めよう」

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更年期の諸症状は、主としてエストロゲンの減少によっておこるため、論理的には失われたホルモンを補充すれば症状は緩和されるはずである。
ところが、そう一筋縄ではいかないのが人間の複雑なところだ。

更年期は、子供の巣立ち、夫の定年、両親の介護など、一生のうちで精神的、環境的にさまざまな変化に見舞われる時期と重なる。

「空の巣症候群」「濡れ落ち葉」「熟年離婚」などという言葉を引き合いに出すまでもなく、この時期に、これまでの人生をいかに生きてきたかという通知表を突きつけられた気分になる女性も多いのではないだろうか?

子供が巣立つことによって、子供べったりだった女性は、今後自分自身がどう生きていくかという問題に直面せざるをえなくなるだろう。

夫が定年を迎えて毎日家にいるようになれば、もはや「亭主元気で留守がいい」などとも言っていられず、これからの人生を夫と向き合って生きていかなければならない。そこに両親の介護などが重なればストレスは倍増するだろう。

環境の変化は、強いストレスを生み、ストレスが高じれば、イライラや不眠、うつ病に移行することもある。

こうした精神的、環境的な要素が背景にあって不眠や憂うつ感を訴える人に、ホルモン剤を投与しても根本的な解決にはならない。

だからこそ、更年期の女性の話は腰を落ち着けてじっくりと聞き、何が症状の原因になっているのかを突き止め、どうしたらその症状を軽減できるのかを、個別、具体的に考えていかなければならないのである。

次回から、更年期によくみられる症例を提示して、その解決策を具体的に考えてみることにしよう。

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